ドラッグストアや通販サイトに並ぶシャンプーは種類が多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。「なんとなくいつものものを使っている」という方も多いのではないでしょうか。実は、シャンプー選びは頭皮環境や髪質によって大きく変わります。自分に合ったものを選ぶだけで、毎日のヘアケアの満足度がぐっと上がります。この記事では、かおのたね編集部が2024年の市販シャンプーのなかからおすすめの15選をピックアップし、選び方のポイントとあわせて徹底解説します。
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市販シャンプーの選び方|まずは「洗浄成分」をチェック
シャンプー選びで最も重要なのが、洗浄成分(界面活性剤)の種類です。同じ「シャンプー」でも洗浄力や肌への刺激性はまったく異なります。成分表示の上位に記載されているものがメイン洗浄剤です。
高級アルコール系|洗浄力が高めでコスパ重視の方に
「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などが代表的な高級アルコール系界面活性剤です。泡立ちが良く、さっぱりした洗い上がりが特徴。皮脂が多くべたつきやすい方には向いていますが、乾燥肌・敏感肌の方には刺激になることもあります。市販品では最もよく見られる成分です。
アミノ酸系|低刺激でダメージ毛・乾燥肌の方に
「コカミドプロピルベタイン」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ラウロイルグルタミン酸Na」などがアミノ酸系の代表成分です。肌への刺激が低く、頭皮が敏感な方や髪のダメージが気になる方に向いています。市販でも1,000〜2,000円台でアミノ酸系シャンプーを見つけることができます。
ベタイン系・スルホコハク酸系|バランス型で幅広い肌質に対応
「コカミドプロピルベタイン」に代表されるベタイン系や「スルホコハク酸」系の洗浄剤は、洗浄力と低刺激性のバランスが取れており、アミノ酸系と組み合わせて配合されているシャンプーも多いです。複合的な洗浄設計の製品はさまざまな髪質の方に使いやすい傾向があります。
注意
成分表示は含有量が多い順に記載されています。先頭から5番目以内に洗浄剤名がある場合はそれがメイン成分です。「水」の次に来る成分が実質的な主役と考えるとわかりやすいでしょう。
髪の悩み別|市販シャンプーの選び方ガイド
洗浄成分のほかに、自分の悩みに合わせた配合成分に注目することが大切です。以下では悩み別に選び方のポイントをまとめます。
パサつき・ダメージが気になる方
カラーやブリーチ、パーマなどで傷んだ髪には、ダメージ補修をサポートする成分に注目しましょう。加水分解ケラチン・加水分解シルク・ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿・補修成分が配合されているシャンプーが向いています。洗浄成分はアミノ酸系を選ぶと、洗いながら髪を整えやすくなります。
頭皮のべたつき・においが気になる方
皮脂量が多い方や頭皮のにおいが気になる方は、スッキリとした洗い上がりのシャンプーが向いています。ティーツリー油・メントール・ピリドキシンHCl(ビタミンB6)などの頭皮環境を整える成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。ただし、乾燥しやすい季節は洗いすぎに注意が必要です。
頭皮の乾燥・フケが気になる方
頭皮が乾燥しやすい方には、グリセリン・ユーカリエキス・アロエベラ液汁・ビタミンEなどの保湿成分が豊富に配合されたシャンプーがおすすめです。アミノ酸系洗浄成分と組み合わせることで、洗浄後もうるおいを保ちやすくなります。
ボリュームのなさ・うねりが気になる方
加齢やホルモンバランスの変化により、ボリュームダウンやうねりを感じはじめる方も多いです。ハリ・コシのある仕上がりをサポートする成分として、ビオチン・加水分解ケラチン・パントテン酸Caなどが注目されています。コンディショナーを頭皮に直接つけないことも大切なポイントです。
補足・参考
「頭皮用」と「髪用」で設計が異なるシャンプーもあります。頭皮トラブルが気になる方は、頭皮ケアに特化したシャンプーを選び、毛先はトリートメントで別途ケアする方法も有効です。
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市販シャンプーおすすめ15選|編集部厳選ランキング
かおのたね編集部が成分・コスパ・使いやすさ・口コミ評価をもとに厳選した15商品を紹介します。ドラッグストアや大手通販サイトで購入できるものに絞っています。
1. ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア
ユニリーバの人気ラインで、ゴールデンシルクエッセンスを配合。高級アルコール系ではあるものの、保湿成分が豊富で価格帯(400〜600ml・約600円前後)のわりに仕上がりのなめらかさが好評です。ダメージが気になる方への入門としておすすめ。
2. メリット ピュアン モイスト&スムース
花王の「メリット」ブランドの上位ライン。アミノ酸系洗浄成分を一部採用し、頭皮と髪の両方をケアする設計。香りが華やかで、毎日のシャンプータイムを心地よくしてくれます。500ml前後で1,000円以内とコスパも良好です。
3. パンテーン ミセラークレンズ&モイスチャー
P&Gの定番ブランド「パンテーン」のミセラーライン。ミセラーウォーター技術を採用し、毛穴汚れをやさしくオフしながら保湿もサポートします。市販品らしいさっぱり感と、ダメージケアを両立したい方に向いています。
4. ダヴ ボタニカルセレクション ダメージリペア
ダヴのボタニカルラインは、植物由来成分とシリコンフリー処方が特徴。洗浄後の髪のまとまりを重視する方に人気があります。頭皮への密着感が少ないため、頭皮ケアと保湿ケアを分けたい方にも向いています。
5. エッセンシャル ザ ビューティー 髪のキメ美容シャンプー
花王の「エッセンシャル」上位ライン。毛髪診断士監修のもと、加水分解ケラチンを配合しており、ドラッグストアで手に入るなかでのダメージケア実力は評価が高め。1,200〜1,500円前後とやや高めですが、それに見合った仕上がりが期待できます。
6. ビオルチア シャンプー(モイスト)
ビオルチアはノンシリコン・アミノ酸系洗浄成分をベースにしたミドルプライス帯の市販シャンプー。バオバブオイルやヘマチンを配合し、パサつきが気になる大人の髪にも対応。500ml・2,000円前後で通販・バラエティショップで購入可能です。
7. ハーバニエンス シャンプー(しっとり)
ハーバニエンスはドラッグストアでも購入できる植物系シャンプーブランド。30種類以上のボタニカル成分を配合し、頭皮環境を整えながら髪にうるおいをもたらします。環境に配慮した処方が気になる方にも人気です。
8. TSUBAKI プレミアムモイスト&リペア シャンプー
資生堂「TSUBAKI」の最上位ライン。椿オイル・コメ発酵エキスを高配合しており、市販品としてのトリートメント成分の豊かさで支持されています。ラグジュアリーな香りも人気の理由のひとつ。450ml・1,500円前後で購入可能です。
9. いち髪 ナチュラルケア セレクト モイスト シャンプー
クラシエホームプロダクツの「いち髪」は和漢植物エキス系の成分設計が特徴。米ぬかエキスやユズセラミドを配合し、乾燥によるパサつきを気にしている方に向いています。ノンシリコン処方で頭皮ケア志向の方にも受け入れやすいシャンプーです。
10. h&s(エイチアンドエス)クリーン バランス
P&Gのスカルプケアブランド「h&s」は、亜鉛ピリチオンを配合したフケ・かゆみへのアプローチが特徴の薬用シャンプー(医薬部外品)。頭皮のフケが気になる方にとって、ドラッグストアで手軽に試せる選択肢として支持されています。
11. BOTANIST ボタニカルシャンプー(スカルプクレンズ)
SNSで人気に火がついた「BOTANIST」のスカルプラインは、アミノ酸系洗浄成分とスペアミントエキスを配合し、頭皮のすっきり感と保湿のバランスが良いと好評。おしゃれなボトルデザインで洗面所のインテリアとしても人気があります。490ml・1,700円前後。
12. スカルプD シャンプー オイリー(脂性肌用)
アンファーの「スカルプD」は、スカルプ特化設計として皮脂コントロールに注力した処方が特徴。独自の「ウォッシュベース」が頭皮の汚れをオフしながら整えます。350ml・2,000円前後とやや高めですが、べたつきが気になる方からの支持が厚い商品です。
13. サクセス 薬用スカルプ シャンプー
花王「サクセス」は、ピロクトンオラミン・センブリエキスを配合した医薬部外品の薬用シャンプー。頭皮ケアを目的とした男女兼用設計ですが、皮脂が多い頭皮タイプの女性にも使いやすいと評判です。大容量タイプもあり価格帯としてはコスパ良好。
14. LUX スーパーリッチシャイン ボリューム&リペア
ラックスのボリュームラインはライスタンパクとパールを配合し、毛髪に厚みのある仕上がりをサポート。ボリュームが出づらくなったと感じる30〜40代の方の「ハリ不足」に向けたアプローチが人気の理由です。600ml前後で600〜800円とコスパも良好です。
15. ケラスターゼ バン サタン アルティム8 インフィニ(プチプラ外・参考)
市販ランクとしては高めですが、ドラッグストアの一部やロフト・通販で購入できるケラスターゼは、8種の植物オイルを配合したアルティムケアラインとして本格的なダメージケアを求める方に根強い支持があります。250ml・4,000〜5,000円前後。「市販で一番良いものを試したい」という方のベンチマーク商品です。
編集部の一言
1,000円以下でコスパ重視ならラックス・パンテーン・TSUBAKI、1,000〜2,000円台でアミノ酸系を試したいならビオルチア・BOTANISTが入門として使いやすいです。いきなり高価格帯に飛ばず、まずはミドル価格帯で自分の頭皮タイプに合う処方を確認するのがおすすめです。
市販シャンプーと美容院専売シャンプーの違い
「市販品と美容院専売品では何が違うの?」という疑問をよく耳にします。主な違いは以下の通りです。
| 比較項目 | 市販シャンプー | 美容院専売シャンプー |
|---|---|---|
| 価格帯(500ml) | 600円〜2,000円程度 | 2,000円〜6,000円程度 |
| 洗浄成分 | 高級アルコール系〜アミノ酸系 | アミノ酸系・ベタイン系が多い |
| 補修・保湿成分の配合量 | やや少なめが多い | 高配合傾向 |
| 香料・着色料 | 配合されているものが多い | 少なめ〜無添加処方も多い |
| 購入しやすさ | ドラッグストア・通販で気軽に購入可 | サロン・通販限定が多い |
市販品でもアミノ酸系洗浄成分や補修成分を高配合した商品は増えており、「市販=低品質」という時代ではありません。ただし、ブリーチや繰り返しカラーで傷んだ髪には、専売品の細かく設計されたケアが向いていることもあります。自分の髪の状態に合わせて選びましょう。
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シャンプーの正しい使い方|洗い方で仕上がりは変わる
良いシャンプーを選んでも、使い方が正しくないと本来の実力を引き出せないことがあります。以下のポイントを意識してみてください。
ステップ1:お湯でしっかり予洗いする
シャンプー前にぬるめのお湯(38〜40℃)で1〜2分かけて頭皮と髪をすすぎます。この予洗いだけで汚れの7〜8割が落ちるとも言われており、シャンプーの泡立ちが良くなり、洗いすぎを防ぐことにもつながります。
ステップ2:シャンプーを手のひらで泡立ててから使う
シャンプーを頭皮に直接つけて摩擦するのは刺激になります。適量(ミディアム〜ロングで2〜3プッシュ目安)を手のひらに取り、少量の水で泡立ててから頭皮に乗せるのがポイントです。
ステップ3:指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
爪を立てず、指の腹を使って円を描くように頭皮を動かしながら洗います。毛先は泡を滑らせる程度でOK。ゴシゴシこするのは摩擦による傷みの原因になります。
ステップ4:すすぎは「長め」に行う
シャンプーの洗い残しは頭皮のコンディション低下につながります。洗っている時間の2倍程度の時間をかけてすすぐことを意識しましょう。特に生え際・後頭部・耳まわりはすすぎ残しが出やすい部位です。
注意
高温のシャワー(42℃以上)は頭皮の皮脂を必要以上に落とし、乾燥やかゆみを招くことがあります。シャンプーには38〜40℃のぬるめのお湯を使うようにしましょう。
シャンプー選びでありがちな失敗とその対策
「口コミが良かったから」だけで選んでしまう
口コミは参考になりますが、レビューした人の髪質・頭皮タイプが自分と一致しているとは限りません。「しっとりするとレビューが多いのに使ってみたらベタついた」という声も多く、成分や自分の頭皮タイプを確認した上で選ぶことが大切です。
「ノンシリコン=良いもの」と思い込む
ノンシリコンは一つの指標ですが、ダメージが強い髪にはシリコン入りのほうがまとまりやすいケースもあります。ノンシリコンのほうが向いているのは「頭皮につきやすい細め・柔らかめの髪質」や「カラーの染まりを重視したい方」などです。
コスパだけで同じ製品を長期間使い続ける
年齢・季節・ホルモンバランスによって頭皮や髪のコンディションは変化します。半年〜1年に一度は自分の頭皮タイプを見直し、シャンプーの処方が合っているかチェックする習慣をつけましょう。
編集部の一言
実際に試してみると、「夏はさっぱり系、冬はしっとり系に切り替える」という使い分けをしている方が多いことに気づきます。2〜3本をローテーションするのも頭皮ケアの観点からは有効な方法です。
よくある質問(FAQ)
市販シャンプーと美容院専売シャンプーは何が違いますか?
主な違いは価格・洗浄成分の種類・補修成分の配合量です。美容院専売品はアミノ酸系洗浄成分を主体とし、補修成分を高配合している製品が多い傾向があります。ただし、市販品でもアミノ酸系シャンプーは増えており、1,500〜2,000円台でも品質の高いものが選べるようになっています。
シャンプーは毎日洗うべきですか?
頭皮の皮脂量や生活スタイルによって異なります。一般的には毎日洗うことが衛生的ですが、乾燥肌・敏感肌の方は1日おきにする場合もあります。毎日洗う場合はアミノ酸系などの低刺激処方のシャンプーを選ぶと、頭皮へのダメージを抑えながら清潔を保ちやすくなります。
ノンシリコンシャンプーに変えたら髪がパサつくようになりました。なぜですか?
シリコンはキューティクルをコーティングして手触りを整える役割を担っています。ノンシリコンに切り替えると最初の2〜4週間は「移行期」としてパサつきを感じやすくなることがあります。しばらく使い続けても変化がない場合は、保湿・補修成分が豊富なトリートメントを併用するか、シリコン入りに戻すことも一つの選択肢です。
カラーリングしている髪に向いているシャンプーはどれですか?
カラーをしている方は、アミノ酸系洗浄成分をベースにした「カラーケア」処方のシャンプーが向いています。色持ちを意識するなら硫酸塩系洗浄剤(ラウレス硫酸Na)は避け、コカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaを主成分としたものを選ぶと、カラーの褪色を抑えながら髪を整えやすくなります。
頭皮のフケやかゆみには薬用シャンプーを使ったほうがよいですか?
フケ・かゆみが気になる場合は、ピリチオン亜鉛・ピロクトンオラミン・ミコナゾール等を配合した医薬部外品の薬用シャンプーが向いていることがあります。ただし、症状が長引く・炎症がひどいなどの場合は皮膚科を受診することをおすすめします。市販の薬用シャンプーは「h&s」「サクセス薬用スカルプ」などが代表的です。
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※価格・在庫は変動します。本記事の表現は薬機法に配慮し、効能効果を断定するものではありません。
まとめ|市販シャンプーは成分と悩みで選ぶのが正解
この記事のまとめ
・洗浄成分は「アミノ酸系」か「高級アルコール系」かを成分表示で確認する
・悩みに合わせた補修・保湿成分(ケラチン・セラミド・ヒアルロン酸など)が入っているかをチェックする
・市販品でもアミノ酸系洗浄成分を採用した1,500〜2,000円台のシャンプーは品質が充実している
・ノンシリコン=良いとは一概に言えない。髪の傷みが強い場合はシリコン入りのほうが向くこともある
・正しい洗い方(予洗い・泡立て・指の腹で洗う・しっかりすすぐ)を実践することで仕上がりが変わる
・頭皮や髪のコンディションは季節や年齢とともに変化するため、半年〜1年ごとに見直す習慣を
市販シャンプーは種類が多く選ぶのが大変ですが、「自分の頭皮タイプ」と「気になる悩み」を軸に成分を確認することで、ぐっと選びやすくなります。今使っているシャンプーが本当に自分の頭皮・髪質に合っているかどうか、ぜひこの機会に一度見直してみてください。かおのたね編集部では、引き続きヘアケアに関する情報をお届けしていきます。

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