ピコフラクショナルの痛みはどのくらい?2026年版|レベル・麻酔・部位別の体験談を解説

ピコフラクショナルの痛みはどのくらい?2026年版|レベル・麻酔・部位別の体験談を解説

「ピコフラクショナルは痛いと聞いたけれど、実際どのくらい耐えられるのだろう」——初めてピコレーザーのカウンセリングを受ける前に、多くの方がこの疑問にたどり着きます。輪ゴムで弾かれるような感覚、チリチリとした熱感、部位による差、麻酔クリームの有無。情報は断片的で、判断材料としてまとまっているものが少ないのが実情です。

この記事では、ピコフラクショナルの痛みの正体を仕組みから整理し、照射レベル・部位・麻酔の有無による違い、施術中と施術後それぞれの感覚、痛みを抑えるための具体的な工夫までを順に解説します。痛みの目安を数値化した比較表も掲載していますので、ご自身の許容範囲と照らし合わせながら読み進めてください。

目次

ピコフラクショナルとは?痛みを理解するための3つの基礎知識

痛みの程度を正しく見積もるには、まず「何をしている施術なのか」を押さえる必要があります。ピコレーザーには複数のモードがあり、それぞれ痛みの質が大きく異なります。

1. ピコ秒レーザーの「フラクショナルモード」という位置づけ

ピコレーザーは、1兆分の1秒(ピコ秒)という極めて短いパルス幅でレーザーを照射する機器です。従来のQスイッチレーザー(ナノ秒)よりもパルス幅が短いため、熱の拡散が少なく、周囲の組織への負担が抑えられると言われています。

このピコレーザーには、主に次の3つのモードがあります。

モード 照射の仕組み 主なアプローチ対象 痛みの目安(10段階)
ピコスポット 点状に高出力で照射 濃いシミ・ADM・タトゥー 5〜8
ピコフラクショナル 微細な点の集まりで肌深部に照射 肌の質感・ハリ感・毛穴・凹凸 3〜6
ピコトーニング 低出力で顔全体に均一照射 くすみ感・薄いシミ・肝斑 1〜3

ピコフラクショナルは、この3つの中では中程度の痛みに位置づけられる施術です。トーニングよりは明確に刺激がありますが、濃いシミを狙うスポット照射ほど鋭い痛みではない、というのが一般的な感覚です。

2. 表面ではなく「肌の内側」に働きかけるから痛みの質が独特

ピコフラクショナルの特徴は、肌表面を大きく傷つけずに、真皮層に微細な空洞(LIOB=レーザー誘導性光学的破壊)をつくる点にあります。表面を削るタイプのフラクショナルレーザー(CO2レーザーなど)とは異なり、表皮のダメージが比較的少ないと言われています。

そのため痛みの感じ方も、「表面がヒリヒリ焼ける」というより「肌の奥でパチパチと何かが弾けるような、振動を伴った刺激」と表現される方が多くいます。この「奥で響く感覚」が初めての方に予測しづらく、不安の原因になりやすい部分です。

3. 痛みは「出力」「照射回数」「部位」の3変数で決まる

同じ「ピコフラクショナル」という名前でも、クリニックによって痛みの体感は変わります。理由は、痛みを左右する変数が複数あるためです。

・出力(mJ):数値が上がるほど刺激は強くなります

・パス数(重ね塗りのように何回照射するか):1パスと3パスでは体感が大きく違います

・照射部位:皮膚の薄い場所・骨に近い場所は痛みを強く感じやすいです

補足・参考

同じクリニックでも、初回は低出力から始め、肌の反応を見ながら段階的に出力を上げていく方針をとるところが多くあります。「1回目は思ったより平気だったのに2回目が痛かった」というケースは、出力設定が変わっている可能性があります。カウンセリング時に出力とパス数を確認しておくと、次回の見積もりが立てやすくなります。

ピコフラクショナルの痛みを10段階で数値化|レベル別の体感

痛みは主観的なものですが、目安があるだけで心の準備は大きく変わります。ここでは、一般的に語られる体感を10段階で整理します。

レベル1〜3:トーニング寄りの軽い刺激

低出力・1パス設定の場合、「顔にごくわずかな温かさを感じる程度」「霧のようなものが当たっている感じ」という声が多くなります。この範囲であれば、麻酔クリームなしでも問題なく受けられる方が大半です。

レベル4〜6:標準的なピコフラクショナルの体感

多くのクリニックで標準とされる出力帯です。表現としては次のようなものが挙がります。

・輪ゴムで軽く弾かれるような感覚が連続する

・細かい針で軽くつつかれるような、チリチリした刺激

・熱さと振動が混ざったような、奥に響く感じ

「痛いけれど会話はできる」「じっとしていれば耐えられる」というレベルがこの帯域です。麻酔クリームを併用すれば体感が下がるという声も多く聞かれます。

レベル7以上:出力を上げた場合や敏感な部位

凹凸や毛穴に本格的にアプローチする目的で出力を上げた場合、部位によっては「思わず声が出る」「手を握りしめる」レベルまで上がることがあります。ただしこれは常態ではなく、多くの場合は麻酔クリームや冷却の併用が前提となります。

レベル 体感の表現 麻酔の必要性 身近な例え
1〜2 ほぼ温かさのみ 不要 ドライヤーの温風
3〜4 軽いチリチリ感 基本的に不要 静電気がパチッとくる程度
5〜6 輪ゴムで弾かれる感覚が連続 あると楽 眉毛を数本抜くときの刺激
7〜8 熱さと痛みが強く響く 推奨 脱毛レーザーのVIO付近
9〜10 耐えるのが難しい 必須 通常の設定では到達しにくい水準

編集部の一言

編集部で実際に体験した複数のスタッフに聞いたところ、標準設定でのピコフラクショナルは「医療脱毛の顔よりは痛い、ダーマペンよりは楽」という位置づけで一致しました。ただし痛みの感じ方には大きな個人差があり、生理周期や睡眠不足によっても変わります。※個人の感想です。

部位別の痛みの違い|痛みを感じやすい5つのゾーン

顔の中でも痛みの感じ方は均一ではありません。皮膚の厚み、骨との距離、神経の密度によって差が生まれます。

1. 鼻・鼻周り:最も痛みを感じやすいゾーン

鼻は皮膚が薄く、すぐ下に骨と軟骨があるため、レーザーの振動が骨に響きやすい部位です。毛穴の開きが気になって鼻を重点的に照射したいという方は多いのですが、同じ出力でも顔の他の部位より1〜2段階痛みが強く感じられることを想定しておくとよいでしょう。

2. 額・こめかみ:骨に近く響きやすい

額も骨の上に皮膚が薄く乗っている構造のため、「頭に響く」「振動が奥まで伝わる」という表現が使われやすい部位です。特に生え際付近やこめかみは敏感に感じる方が多くいます。

3. 上唇周り(鼻下):神経が集まっていて敏感

鼻下は神経が密集しており、脱毛でも痛みが強いことで知られる部位です。ピコフラクショナルでも同様に、ここだけ苦手という声が少なくありません。

4. 頬:比較的耐えやすい

頬は皮膚に厚みがあり、脂肪層もあるため、骨への響きが少なく比較的落ち着いて受けられる部位です。ただし頬骨の突出部分は例外的に刺激を強く感じることがあります。

5. 首・デコルテ:薄くて敏感だが出力が低め

首は皮膚が薄いため感覚は敏感ですが、そもそも設定出力を顔より低くするクリニックが多く、体感としては中程度に収まることが多いようです。

部位 痛みの目安 感じ方の特徴 対策
鼻・鼻翼 強い 骨に振動が響く 麻酔+こまめな冷却
額・こめかみ やや強い 頭に響く感覚 出力を一段下げる相談
鼻下・上唇周り やや強い ピリッと鋭い 短時間で区切る
中程度 チリチリと連続 呼吸を止めない
あご・フェイスライン 中程度 熱感が主体 特別な対策は不要な場合が多い
首・デコルテ 中〜弱 ヒヤッとした刺激 低出力設定が一般的

麻酔クリームは必要?判断するための4つの基準

「麻酔をつけるか迷っている」という相談は非常に多いポイントです。追加費用が発生する場合もあるため、必要性を見極めたいところです。

1. 照射出力を上げる予定があるか

毛穴の凹凸やニキビ跡の質感にしっかりアプローチしたい場合、出力を上げる設定になることがあります。この場合は麻酔クリームの併用を検討する価値があります。逆に、初回で低出力から始める場合は麻酔なしでも問題ないケースが多いようです。

2. 痛みに対する不安が強いか

痛みへの不安が強いと、体が緊張して痛みをより強く感じやすくなります。「痛くないと分かっている安心感」自体が体感を下げるため、心配が大きい方は初回だけでも麻酔をつけるという選択は合理的です。

3. 施術時間に余裕があるか

麻酔クリームは塗布してから20〜30分ほど待つ必要があります。そのため施術全体の所要時間が長くなります。仕事の合間に立ち寄る予定であれば、この待ち時間が現実的かどうかも判断材料になります。

4. 費用対体感のバランス

麻酔クリームの費用はクリニックによりますが、1回あたり2,000円〜5,000円程度の追加になることが一般的です。施術料金が20,000円前後の場合、体感の差にこの追加費用を払う価値があるかを検討します。

麻酔の種類 費用目安(1回) 待ち時間 体感の変化
塗る麻酔(リドカインクリーム等) 2,000〜5,000円 20〜30分 刺激が鈍くなり楽に感じる方が多い
笑気麻酔(吸入) 3,000〜6,000円 直前から 痛みそのものより不安感が和らぐ
冷却のみ(クーリング) 基本無料 不要 熱感が軽減される
麻酔なし 0円 0分 設定次第では十分耐えられる範囲

注意

麻酔クリームは医薬品であり、体質によってはかゆみや赤みが出ることがあります。過去にアレルギー反応が出たことがある方、妊娠中・授乳中の方は必ず事前に医師へ申告してください。また、麻酔で痛みを感じにくくなることで出力を上げすぎるリスクもあるため、施術中の違和感は遠慮なく伝えることが大切です。

施術中の痛み vs 施術後の痛み|時間経過で変わる3つのフェーズ

ピコフラクショナルの「痛み」を語るとき、施術中の刺激だけでなく、その後の感覚も含めて理解しておくと予定が立てやすくなります。

フェーズ1:施術中(5〜20分程度)

照射時間そのものは顔全体でも10分前後で終わることが多く、「思っていたより早く終わった」という声が目立ちます。ハンドピースが移動していくため、痛みは連続的ではなく波のように訪れます。

フェーズ2:施術直後〜数時間(日焼け後のような熱感)

照射後は、日焼けした直後のようなほんのりした熱感と赤みが出ることが一般的です。この段階では「痛み」というより「じんじんした熱っぽさ」と感じる方が多く、冷却で落ち着いていくケースが多いようです。

フェーズ3:翌日〜数日(乾燥とかさつき)

翌日以降は、痛みよりも「肌がざらつく」「乾燥してつっぱる」といった感覚が主体になります。微細な点状のかさぶた(マイクロクラスト)が浮いてくる場合もあり、これが数日で自然に落ち着いていくのが一般的な流れです。

時期 主な感覚 推奨されるケア メイクの目安
施術中 チリチリ・輪ゴム感 冷却・深呼吸
直後〜数時間 熱感・赤み 保冷剤で優しく冷やす 当日は控えるのが一般的
翌日 軽い乾燥・ざらつき 低刺激の保湿・日焼け対策 クリニックの指示に従う
2〜5日目 かさつき・微細な皮むけ こすらず保湿を重ねる 問題ない場合が多い
1週間後 落ち着いてくることが多い 通常のスキンケアへ戻す 通常通り

肌質・体質別の痛みの感じ方|4タイプで見る傾向

同じ設定でも痛みの体感は人によって異なります。ご自身のタイプを把握しておくと、カウンセリングでの相談内容が明確になります。

乾燥肌・バリア機能が乱れやすい方

角層のうるおいが不足している状態では、刺激を強く感じやすい傾向があります。施術の1〜2週間前から保湿を丁寧に重ね、肌のコンディションを整えておくことが、体感を穏やかにする準備として挙げられます。

敏感肌・赤みが出やすい方

赤みや熱感が出やすい方は、施術中の刺激だけでなく施術後のヒリつきも気になりやすい傾向があります。低出力からスタートし、複数回に分けて様子を見る方針が向いていると考えられます。事前にパッチテストや試験照射の相談ができるクリニックを選ぶと安心です。

脂性肌・毛穴が気になる方

皮脂分泌が多く角層に厚みがある場合、刺激に対して比較的耐性がある傾向が見られます。ただし毛穴目的で出力を上げるケースが多いため、結果として痛みを強く感じることもあります。

混合肌の方

Tゾーンと頬でコンディションが異なるため、部位ごとに体感が変わりやすいのが特徴です。乾燥している頬でヒリつきを感じやすく、皮脂の多い鼻では骨への響きを強く感じる、という二重の要因が重なることがあります。

肌タイプ 痛みの感じやすさ 事前準備のポイント 設定の相談内容
乾燥肌 やや強く感じやすい 2週間前から保湿を強化 初回は低出力から
敏感肌 強く感じやすい 刺激の強いケアを一時中断 試験照射・分割照射
脂性肌 比較的耐えやすい 過度な洗いすぎを避ける 部位別の出力調整
混合肌 部位で差が出る 乾燥部位を重点的に保湿 ゾーンごとの設定変更

注意

レチノールや高濃度の酸を使ったケアを継続している場合、肌が刺激に敏感な状態になっていることがあります。施術の1週間前から中断するよう指示されるケースが多いため、使用中のスキンケアはすべてカウンセリングで申告してください。自己判断で継続すると、赤みやヒリつきが強く出る可能性があります。

他の美容医療と比べたピコフラクショナルの痛み|6施術で比較

すでに他の施術を経験している方であれば、比較で理解するのが最も分かりやすい方法です。

ダーマペンとの比較

ダーマペンは針で物理的に微細な穴をつくる施術のため、麻酔なしでは強い痛みを伴うことが一般的です。ピコフラクショナルは物理的な針を使わないため、同じ目的の施術としては痛みが穏やかだと言われています。

ポテンツァ・マイクロニードルRFとの比較

ニードルに高周波を流すタイプの施術は、針の刺入と熱の両方が加わるため、痛みの強度は高くなる傾向があります。ピコフラクショナルはこれより明らかに軽い体感という声が多くを占めます。

医療脱毛(顔)との比較

顔の医療脱毛と比べると、ピコフラクショナルは「同程度か少し強い」という評価が多い印象です。ただし脱毛は毛の濃い部分でスポット的に強い痛みが出るのに対し、ピコフラクショナルは全体に広く刺激が広がる違いがあります。

施術名 痛みの目安(10段階) 麻酔の一般的な扱い ダウンタイムの目安
ピコトーニング 1〜3 不要 ほぼなし
ピコフラクショナル 3〜6 任意 数日の乾燥・赤み
ピコスポット 5〜8 部位により推奨 1〜2週間のテープ保護
ダーマペン 6〜8 ほぼ必須 数日の赤み
ポテンツァ 7〜9 必須 数日〜1週間
医療脱毛(顔) 3〜6 任意 ほぼなし

補足・参考

上記の数値はあくまで一般的に語られる体感の目安であり、医学的に統一された指標ではありません。使用機器のメーカー・世代、術者の技術、その日の肌状態によって大きく変動します。実際の設定と痛みの見込みは、必ず担当医師に確認してください。

痛みを抑えるための7つの工夫

設定を下げる以外にも、体感を穏やかにするためにできることはいくつかあります。

1. 生理前・生理中を避けて予約する

生理前後はホルモンバランスの変動により痛みを感じやすくなると言われています。生理終了後1週間程度の時期を選ぶと、体調的にも落ち着いて臨みやすくなります。

2. 前日は十分な睡眠をとる

睡眠不足は痛みへの感受性を高める要因になります。前日の夜更かしや飲酒は避けたいところです。

3. 施術前のカフェインを控える

カフェインは交感神経を刺激し、緊張状態をつくりやすくなります。施術前のコーヒーは控えめにするのが無難です。

4. 呼吸を止めずにゆっくり吐く

痛みを予期すると人は無意識に息を止めてしまいます。息を止めると筋肉が緊張し、痛みが強く感じられやすくなります。照射に合わせてゆっくり息を吐き続けるだけでも体感は変わります。

5. 初回は出力を控えめに設定してもらう

「自分がどのくらいまで耐えられるか」を知らないうちに高出力から始めるのは避けたい選択です。初回は控えめに設定し、次回以降で調整していく流れが現実的です。

6. 施術中に痛みを伝える

我慢は美徳ではありません。「今の部位が痛い」「少し弱めてほしい」と伝えることで、術者は出力や照射スピードを調整できます。遠慮せず声に出すことが、無理のない施術につながります。

7. 冷却を積極的にお願いする

照射前後の冷却は熱感を和らげる基本的な工夫です。多くのクリニックでは冷風装置や保冷剤を用意していますので、必要に応じて依頼しましょう。

編集部の一言

実際に試してみると、最も差を感じたのは「呼吸」でした。息を止めて構えていたときと、意識してゆっくり吐き続けたときで、同じ照射でも体感がかなり違いました。お金をかけずにできる対策としては、呼吸のコントロールが最も現実的だと感じています。※個人の感想です。

施術後のケアで気をつけたい5つのこと

施術後の過ごし方によって、ヒリつきや乾燥の感じ方は変わってきます。

1. 当日はこすらず、優しく洗う

照射後の肌はデリケートな状態です。泡で包むように洗い、タオルは押さえるだけにとどめます。摩擦は赤みを長引かせる要因になり得ます。

2. 保湿はシンプルな処方で重ねる

アルコールや香料の多いアイテムは避け、セラミドやヒアルロン酸などのうるおい成分を中心にしたアイテムで、水分と油分をバランスよく与えます。乾燥を感じるときは重ね付けで対応します。

3. 日焼け対策を徹底する

施術後の肌は紫外線の影響を受けやすい状態です。日焼け止めはもちろん、帽子や日傘も併用して、物理的に遮ることを意識します。

4. 熱いお風呂・サウナ・激しい運動は控える

血流が急激に上がると赤みや熱感が強くなることがあります。当日はシャワーで済ませ、翌日以降に通常の入浴に戻すのが一般的な目安です。

5. かさぶたや皮むけを無理に取らない

微細なかさぶたが浮いてきた場合、自然に落ちるのを待ちます。無理に剥がすと色ムラが残る可能性があります。

ケア項目 当日 翌日〜3日 4日〜1週間
洗顔 ぬるま湯で優しく 低刺激の洗顔料 通常に戻す
保湿 シンプル処方を厚めに 重ね付けで対応 通常のスキンケア
日焼け対策 必須(外出時) 必須 継続
メイク 控えるのが一般的 クリニック指示に従う 通常通り
入浴 シャワーのみ ぬるめの湯 通常通り
ピーリング・レチノール 中止 中止 医師の許可後に再開

痛みが不安な方がクリニック選びで確認したい4項目

痛みへの配慮はクリニックによって差があります。カウンセリングで確認しておきたい点を整理します。

1. 出力とパス数を説明してくれるか

「今日はどのくらいの設定で照射するか」を具体的に説明してくれるクリニックは、痛みへの配慮も丁寧である可能性が高いと考えられます。

2. 試験照射に応じてくれるか

顔全体の前に、目立たない部分で一度照射して体感を確認させてくれるかどうかは重要なポイントです。「痛かったら途中で止められますか」という質問への回答も判断材料になります。

3. 麻酔の選択肢と費用が明示されているか

麻酔クリーム・笑気麻酔の有無と料金が事前に分かるかどうかで、予算の見積もりが変わります。当日に追加料金を提示されるパターンは避けたいところです。

4. アフターケアの相談窓口があるか

施術後に赤みやヒリつきが長引いた場合に相談できる体制があるかを確認します。診察料の扱いや対応時間も含めて聞いておくと安心です。

確認項目 望ましい回答 注意したい回答
出力設定の説明 数値と根拠を具体的に説明 「標準です」のみで終わる
試験照射 可能・希望に応じて対応 「必要ありません」と断る
麻酔費用 事前に明示・任意で選択可 当日まで金額が不明
途中中断 いつでも申告してくださいと案内 「途中では止められません」
アフター対応 相談窓口・診察体制が明確 案内が曖昧

よくある質問

ピコフラクショナルは麻酔なしでも耐えられますか?
標準的な出力設定であれば、麻酔なしで受けている方も多くいます。「輪ゴムで弾かれる感覚が連続する」程度と表現されることが多く、じっとしていれば耐えられる範囲という声が目立ちます。ただし鼻や額など骨に近い部位は刺激を強く感じやすいため、不安が大きい場合は初回だけ麻酔を試してみるという選択も現実的です。痛みの感じ方には個人差があります。
ダーマペンとどちらが痛いですか?
一般的には、ダーマペンのほうが痛みが強いと言われています。ダーマペンは針で物理的に穴をつくる施術のため麻酔がほぼ必須とされる一方、ピコフラクショナルは針を使わないため、麻酔なしで受ける方も少なくありません。ただし出力設定によって体感は変わるため、絶対的な比較にはなりません。
施術後どのくらい痛みが続きますか?
照射直後は日焼け後のような熱感が数時間続くことが一般的です。翌日以降は痛みというより乾燥やざらつきが主体になり、数日で落ち着いていくケースが多いようです。ただし赤みやヒリつきが長引く場合は自己判断せず、施術を受けたクリニックに相談してください。
回数を重ねると痛みに慣れますか?
「2回目以降は心の準備ができているため楽に感じた」という声はよく聞かれます。一方で、回数を重ねるにつれて出力を上げていく方針のクリニックもあるため、設定が変わって痛みが強く感じられることもあります。前回の設定と今回の設定を確認しておくと、予測が立てやすくなります。
生理中でも施術は受けられますか?
施術自体を受けられるかどうかはクリニックの方針によりますが、生理前後はホルモンバランスの変動により痛みを感じやすくなると言われています。肌のコンディションも不安定になりやすい時期のため、可能であれば生理終了後1週間程度の時期に予約するほうが落ち着いて臨みやすくなります。
痛みが強くて途中で止めたい場合はどうすればいいですか?
遠慮せず、その場で術者に伝えてください。出力を下げる・照射スピードを調整する・冷却を追加する・部位を分けて別日に行うなど、対応の選択肢はあります。我慢して続けると肌への負担も大きくなる可能性があるため、率直に申告することが大切です。カウンセリング時に「途中で中断できるか」を確認しておくと安心です。
痛みを減らすために自分でできる準備はありますか?
施術の1〜2週間前から保湿を丁寧に重ね、肌のコンディションを整えておくことが挙げられます。またレチノールや高濃度の酸を使ったケアは1週間前から中断するよう指示されることが多いため、使用中のアイテムはカウンセリングで申告してください。前日の十分な睡眠、施術前のカフェイン控えめ、施術中の呼吸コントロールも、費用をかけずにできる工夫です。

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まとめ|ピコフラクショナルの痛みは「設定次第」で調整できる

ピコフラクショナルの痛みは、10段階で言えば3〜6程度に位置づけられることが多い施術です。「輪ゴムで弾かれる感覚が連続する」という表現が代表的で、ピコトーニングよりは明確に刺激があり、ダーマペンやポテンツァよりは穏やかという位置関係になります。

重要なのは、この痛みが出力・パス数・部位・麻酔の有無という調整可能な変数で決まるという点です。「痛いから諦める」ではなく、「どう設定すれば無理なく続けられるか」を医師と相談する姿勢が、結果として納得のいく選択につながります。

痛みの感じ方には大きな個人差があり、体調やホルモンバランスによっても変動します。本記事の数値はあくまで一般的に語られる目安であり、実際の設定と体感については必ず担当医師に確認してください。

この記事のまとめ

・ピコフラクショナルの痛みは10段階で3〜6程度が目安。「輪ゴムで弾かれる感覚が連続する」という表現が代表的

・痛みは出力(mJ)・パス数・照射部位・麻酔の有無という4つの変数で決まり、調整が可能

・鼻・額・鼻下は骨に近く神経が集まるため刺激を強く感じやすく、頬やあごは比較的耐えやすい

・麻酔クリームは2,000〜5,000円程度・20〜30分の待ち時間が目安。出力を上げる場合や不安が強い場合は検討価値あり

・施術中の刺激は10分前後で終わり、その後は熱感(数時間)→乾燥・ざらつき(数日)へと移行するのが一般的

・生理後1週間・十分な睡眠・呼吸のコントロールは費用をかけずにできる対策

・痛みが強いときは我慢せず術者に伝える。出力調整や分割照射など対応の選択肢がある

・痛みの感じ方には個人差があり、実際の設定と体感は必ず担当医師に確認する

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この記事を書いた人

かおのたね編集部|スキンケア・化粧品・美容医療の選び方を、厚生労働省・国民生活センター等の公的資料と公開エビデンスに基づき検証して発信しています。「整える・守る・保つ」を軸に、薬機法に沿った正確な情報を厳選してお届けします。

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