コンシーラー使い方完全ガイド|悩み別の塗り方とプロ直伝の3つのコツ

コンシーラー使い方完全ガイド|悩み別の塗り方とプロ直伝の3つのコツ

コンシーラーを使うたびに「なんだか厚ぼったくなる」「時間が経つと浮いてくる」「かえって目立ってしまう」と感じたことはありませんか。コンシーラーは選び方よりも塗り方・仕込み方のコツを知っているかどうかで仕上がりが大きく変わるアイテムです。この記事では、クマ・シミ・ニキビ跡・ほうれい線など悩み別の塗り方から、プロのメイクアップアーティストも実践している3つのコツ、よくある失敗の原因まで丁寧に解説します。初心者の方もコンシーラーを持て余している方も、読み終えたころには「これなら使いこなせそう」と感じていただけるはずです。

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目次

そもそもコンシーラーの役割とは?ファンデとの違いを整理する

ファンデーションではカバーしきれない「ピンポイントの悩み」に応える

ファンデーションは顔全体のトーンを均一に整えるためのベースアイテムです。一方コンシーラーは、クマ・シミ・赤み・ニキビ跡など、ファンデーションだけでは隠しきれない気になる部分をピンポイントでカバーするために設計されています。カバー力・密着力ともにファンデーションより高く調整されており、必要な箇所にだけ的確に使うのが基本的な考え方です。

「ファンデを厚塗りすれば同じでは?」と思いがちですが、必要な部分にだけ集中してカバーするほうが肌への負担が少なく、仕上がりも自然になります。コンシーラーはあくまで「点で使う」ツールだと意識しておくとよいでしょう。

コンシーラーの主な種類と特徴

コンシーラーは形状によって使用感と用途が異なります。自分の悩みに合ったタイプを選ぶことが、きれいな仕上がりへの近道です。

タイプ テクスチャー 向いている悩み
リキッド 軽くなじみやすい 目の下のクマ、広範囲の赤み
スティック しっかりめのカバー力 シミ、濃いニキビ跡
コンシーラーパレット 複数色をミックスできる 色補正が必要な深いクマ、そばかす
クリーム(ポット型) 高いカバー力・密着感 濃い色素沈着、アザ
ペンシル 硬め・細いライン 小さなシミ、毛穴まわり

補足・参考

コンシーラーの色選びは「自分の肌色より少し明るめ」が基本とされますが、クマの種類(青クマ・茶クマ・黒クマ)によってはコーラルやオレンジのコントロールカラーを下地として使うと打ち消し効果が高まります。詳しくはこの後の「悩み別の塗り方」セクションで解説します。

コンシーラーを塗る前に必ずやるべき「下準備」

スキンケアで肌土台を整える

コンシーラーはスキンケアが終わったあとのベースメイク工程で使います。肌が乾燥しているとコンシーラーが粉っぽく浮いたり、小ジワに入り込んで逆に目立ったりするため、化粧水・乳液または美容液でしっかり水分と油分を補ってから始めてください。特に目元は皮膚が薄く乾燥しやすいので、アイクリームを丁寧になじませておくと密着感が上がります。

下地・ファンデーションを先に仕上げてからコンシーラーを乗せる

コンシーラーを使うタイミングは化粧下地→ファンデーション→コンシーラーの順が基本です。ファンデーションを先に薄く均一に塗ることで、コンシーラーを最小限の量で済ませられます。逆にコンシーラーを先に塗るとファンデーションで崩れてしまうことがあるため、順番を守ることが大切です。

ただしリキッドファンデーションを使う場合、ファンデーションが完全に乾ききる前に馴染ませると自然な仕上がりになりやすいので、塗ってすぐのタイミングで進めるのがポイントです。

使うツールを確認する

コンシーラーを塗るツールには主に以下のものがあります。

指の腹:体温でなじみ、広い範囲のぼかしに最適

コンシーラーブラシ(平筆):ピンポイントに乗せるのに最適

スポンジ・パフ:ぼかし仕上げや広範囲への均一塗布に向く

チップ(付属品):手軽で初心者向け。ただし厚塗りになりやすいため注意

仕上がりを自然にしたい場合は「指でポンポンとなじませる」動作が特に有効です。こする動作はコンシーラーを取り除いてしまうため避けましょう。

悩み別コンシーラーの塗り方【クマ・シミ・ニキビ跡・ほうれい線】

目の下のクマ:色の種類を見極めてから選ぶ

クマは大きく3種類あり、それぞれ原因が異なるため対処法も変わります。

青クマ:血行不良による青み→コーラル・サーモン系コントロールカラーで青みを打ち消してからコンシーラー

茶クマ:色素沈着による茶み→オレンジ系コントロールカラーで補正してからコンシーラー

黒クマ:皮膚のたるみや凹凸が影になる→コンシーラーより先にハイライトを影の部分に入れて立体感を整える

塗り方は目頭側の三角ゾーン(逆三角形)に薄く乗せ、指の腹でポンポンとなじませるのが基本です。広げすぎると不自然な白浮きの原因になるため、あくまでも気になる部分に集中させます。

注意

目元にコンシーラーを塗った後は必ずルースパウダーで軽く押さえるようにしましょう。何も押さえずにいると時間の経過とともにシワに溜まり、かえってクマや小ジワが目立つ原因になります。

シミ・そばかす:ピンポイントでのせて周囲をぼかす

シミやそばかすにはスティックタイプかクリームタイプのコンシーラーが高いカバー力を発揮します。色はシミの色に応じて選び、基本的には肌色より少し明るめかぴったり合う色が自然です。

塗り方の手順を整理すると次のようになります。

1. ブラシや付属チップでシミの上にピンポイントで乗せる

2. 指の腹でシミの境界線だけを外側にぼかす(シミの真上はなるべく触らない)

3. スポンジかパフで軽く押さえて密着させる

4. 最後にパウダーで固定する

「塗り広げる」のではなく「境界線だけをぼかす」という意識が自然な仕上がりのカギです。

ニキビ跡・赤み:コンシーラーの前にグリーンの下地を活用する

炎症後の赤みやニキビ跡には、赤みの補色であるグリーン系のコントロールカラーを先に薄く仕込むと、コンシーラーの量を抑えながら自然にカバーできます。グリーンは使いすぎると顔色がくすんで見えるため、気になる箇所に少量だけ点置きするのが正解です。

ニキビが現在進行中の場合、コンシーラーを重ねすぎると毛穴をふさぎやすくなります。スキンケアでの保湿を丁寧に行いながら、コンシーラーは薄く重ねる意識を持ちましょう。

ほうれい線・口まわり:明るめカラーで立体感をコントロールする

ほうれい線そのものをコンシーラーで消すことは難しいですが、ほうれい線が作る「影」の部分に明るめのコンシーラーを細くのせることで目立ちにくく整えられます。肌色より1トーン明るいリキッドコンシーラーを細筆で影のラインに沿って入れ、指でポンポンとなじませます。

ただし、厚く塗ると逆に線が際立つため、あくまでも「光で飛ばす」ニュアンスで薄く重ねるのがポイントです。

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プロ直伝!コンシーラーをきれいに仕上げる3つのコツ

コツ①「薄く重ねる」を徹底する

コンシーラーの最大の失敗原因は「一度でカバーしようとして厚塗りになること」です。一度に多く乗せると皮膚のシワや毛穴にコンシーラーが溜まり、逆に気になる部分が強調されてしまいます。

プロのメイクアップアーティストが実践しているのは「薄く乗せて、乾かして、また薄く重ねる」サイクルです。1回の量はほんの少しで十分。2〜3回に分けて重ねることで自然なカバー力と肌との一体感が生まれます。

コツ②「ぼかし方向」を意識する

コンシーラーを塗った後のぼかし方にも法則があります。

・目の下→下から外側に向かって薄くぼかす(顔の内側に向かってぼかすと目が小さく見える)

・シミ・ニキビ跡→シミ自体は動かさず、外周だけを軽く外側へぼかす

・ほうれい線→線に沿って縦にのせた後、横方向にポンポンとなじませる

ぼかす方向を間違えるとコンシーラーが無駄に広がり、仕上がりが厚ぼったくなるので注意が必要です。

コツ③「パウダーで最後に押さえる」工程を省かない

コンシーラーを塗った後に何も押さえないと、時間の経過とともに浮きやシワへの溜まりが起きやすくなります。フェイスパウダーまたはルースパウダーを清潔なブラシやパフで軽くポンポンと押さえることで、コンシーラーが定着して崩れにくくなります。

目元など動きの多い部分は少量で十分です。パウダーを厚く乗せると逆に乾燥や粉っぽさの原因になるため、ブラシで余分なパウダーを払ってから軽く押さえる習慣をつけましょう。

編集部の一言

かおのたね編集部が実際に複数のコンシーラーを使い比べた際に最も差を感じたのが「パウダーで押さえるかどうか」の工程でした。同じコンシーラーでも、押さえたものは4時間後でも密着感が続き、押さえなかったものは2時間後にはシワに溜まっていました。この一手間を省かないことが、コンシーラー上手への最短ルートだと感じています。

コンシーラーが崩れる・浮く原因と対策

原因①:スキンケアの油分が多すぎる

コンシーラーを塗る前にオイルやバームを厚めに塗っている場合、コンシーラーが肌に密着しにくくなります。スキンケア後は軽くティッシュオフして余分な油分を取り除くか、化粧下地でコーティングしてからコンシーラーを重ねると持ちが安定します。

原因②:コンシーラーの量が多い

前述のとおり、一度に多く乗せると崩れの原因になります。特に目元は皮膚が薄く動きも多いため、乗せすぎるとシワへの溜まり・浮きが顕著に出ます。「少量を薄く重ねる」原則をここでも意識してください。

原因③:コンシーラー後にパウダーを省いている

特に夏場や皮脂が多い方は、パウダーなしではほぼ確実に崩れてしまいます。毛穴・テカリが気になる方はコンシーラーの後にセミマット仕上げのルースパウダーを重ねると、長時間サラサラの状態を保ちやすくなります。

原因④:色が肌となじんでいない

コンシーラーの色が明るすぎると「白浮き」、暗すぎると「汚れのように見える」という印象になります。首と顔の境界あたりや手首内側でテスターを試し、自然にとけ込む色を選ぶのが失敗を防ぐ基本です。

アイテム選びのポイント:年代別・肌悩み別の目安

20代:テクスチャーが軽くカバー力がほどよいリキッドタイプ

肌のハリやツヤがあるうちはリキッドコンシーラーがなじみやすく自然な仕上がりになりやすいです。カバー力よりも透け感のある仕上がりを重視するのがこの世代のトレンドとも合っています。ニキビや赤みが気になる場合はグリーン下地との組み合わせが有効です。

30代:保湿成分入り・乾燥しにくい処方を選ぶ

小ジワが気になりはじめる30代は、ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿成分が配合されたコンシーラーが向いています。乾燥によるシワへの溜まりを起こしにくく、長時間なめらかなテクスチャーを保ちやすいです。クマが濃くなりやすい時期でもあるため、コーラル系の下地との組み合わせを試してみる価値があります。

40代以降:ツヤ感のある処方・厚塗りを避ける設計のもの

肌の凹凸やたるみが目立ちやすい40代以降には、マット処方よりもツヤ感やセミグロウ感のあるリキッドコンシーラーが自然に見えやすいです。厚みのある処方は小ジワを目立たせやすいため、のびがよく薄くなじむタイプを選ぶことを意識しましょう。黒クマや落ちくぼみにはハイライトを合わせるアプローチが特に有効です。

補足・参考

コンシーラー選びで迷った場合は、ドラッグストアやコスメカウンターで実際に手首内側や顎下あたりに試し塗りしてみるのが最も確実です。肌に乗せた後に自然光や明るい照明の下で確認することで、白浮きや色のずれを事前にチェックできます。

よくある質問(FAQ)

コンシーラーはファンデーションの前と後、どちらで使うのが正しいですか?

基本的にはファンデーションの後に使います。先にファンデーションを薄く均一に塗ることで、コンシーラーを最小限の量で済ませられ、仕上がりも自然になります。ただし、スティックタイプのコンシーラーをスポット的に先に仕込んでからファンデーションを重ねる方法もあり、どちらが合うかは使用するコンシーラーのテクスチャーや個人の肌質によっても変わります。

コンシーラーを塗るとシワに溜まってしまいます。どうすればよいですか?

原因はおもに「量が多すぎること」「スキンケアの油分が残りすぎていること」「パウダーで押さえていないこと」の3つです。解決策としては、スキンケア後に軽くティッシュオフして余分な油分を取り除き、コンシーラーは薄く少量ずつ重ねること、そして最後にフェイスパウダーをポンポンと押さえて定着させることが有効です。

クマの種類はどう見分ければいいですか?

簡単な見分け方として、目の下の皮膚を横に引っ張ってみる方法があります。引っ張ってクマが薄くなれば青クマまたは茶クマ、変わらなければ黒クマ(たるみによる影)の可能性が高いです。青クマはコーラル系の下地、茶クマはオレンジ系の下地で補正してからコンシーラーを重ねます。黒クマは凹凸が原因なのでコンシーラーよりも明るめカラーで影を飛ばすアプローチが中心になります。

コンシーラーはニキビに直接塗っても大丈夫ですか?

炎症中のニキビにコンシーラーを重ねること自体は問題ありませんが、厚塗りになると毛穴をふさぎやすくなります。薄く仕上げることを意識し、使用後は丁寧なクレンジングで落としきることが大切です。また、コンシーラーを使う前にスキンケアでしっかり保湿しておくと、コンシーラーのなじみがよくなります。ニキビが繰り返し気になる場合はスキンケアの見直しも合わせて検討するとよいでしょう。

コンシーラーとハイライトは同じですか?

異なるアイテムです。コンシーラーはシミやクマを隠すカバー目的で使い、ハイライトは光を集めて立体感を演出する目的で使います。ただし、黒クマや目の下の凹凸が気になる場合には、明るめのリキッドコンシーラーをハイライト的に使うことで影を目立ちにくくする使い方もあります。用途に応じて使い分け、または組み合わせるのがプロ的な発想です。

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まとめ|コンシーラーは「量・順番・仕上げ」の3つで変わる

この記事のまとめ

・コンシーラーはファンデーション後に、必要な箇所にピンポイントで使うのが基本

・クマ・シミ・ニキビ跡・ほうれい線など悩み別に塗り方と補正カラーの選び方が異なる

・プロのコツは「薄く重ねる」「ぼかす方向を意識する」「最後にパウダーで押さえる」の3点

・崩れ・浮きの主な原因は油分の残りすぎ・量の多すぎ・パウダー省略の3つ

・年代・肌質に合ったテクスチャーと保湿成分の有無を考慮してアイテムを選ぶ

コンシーラーは「塗れば何とかなる」道具ではなく、正しい順番・量・仕込み方を知ることで初めてその実力が発揮されるアイテムです。今日から「薄く重ねる」「パウダーで押さえる」というたった2ステップを意識するだけで、仕上がりに変化を感じていただけるはずです。ぜひ今日のメイクから試してみてください。

編集部の一言

かおのたね編集部では、コンシーラーを含むベースメイクアイテムを定期的に検証しています。「何を買えばいいかわからない」と感じたときは、自分の肌の悩みと年代に合わせた選び方の基準を持つことが一番の近道です。成分・テクスチャー・価格帯のバランスを整理して、自分に合った一本を見つけていただけたらうれしいです。

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この記事を書いた人

かおのたね編集部|スキンケア・化粧品・美容医療の選び方を、厚生労働省・国民生活センター等の公的資料と公開エビデンスに基づき検証して発信しています。「整える・守る・保つ」を軸に、薬機法に沿った正確な情報を厳選してお届けします。

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