ピコフラクショナルでニキビ跡・クレーターは消える?効果・回数・費用を徹底解説

ピコフラクショナルでニキビ跡・クレーターは消える?効果・回数・費用を徹底解説

クレーターのように凹んだニキビ跡や、いつまでも残る赤み・色素沈着。鏡を見るたびに気になって、メイクでも隠しきれずに悩んでいる方は少なくありません。近年、美容クリニックで「ピコフラクショナル」という施術名を耳にする機会が増えてきました。とはいえ「本当にニキビ跡やクレーターに向き合えるの?」「何回くらい通えばいいの?」「費用はどれくらい?」と疑問は尽きないものです。この記事では、ピコフラクショナルの仕組みや回数・費用の目安、肌悩み別の考え方まで、かおのたね編集部が落ち着いた目線で整理してお伝えします。

目次

ピコフラクショナルとは?基本の仕組みを理解する

まずは「ピコフラクショナル」がどのような施術なのかを整理しておきましょう。名前は聞いたことがあっても、仕組みまで理解している方は意外と少ないものです。

ピコレーザーの一種としての位置づけ

ピコフラクショナルは、ピコ秒レーザー(ピコレーザー)を使った施術メニューの一つです。ピコ秒とは1兆分の1秒という極めて短い時間単位で、この短時間でレーザーを照射することで、肌へのアプローチをきめ細かくコントロールできるとされています。

ピコレーザーには大きく分けて、シミやそばかすに用いる「ピコスポット」、肌全体のトーンに向き合う「ピコトーニング」、そして肌の質感やニキビ跡に着目した「ピコフラクショナル」があります。それぞれ照射の仕方が異なり、ピコフラクショナルは肌の表面ではなく深い層へ点状にエネルギーを届けるのが特徴です。

肌の奥にポイントを作るアプローチ

ピコフラクショナルは、レーザーを点状(フラクショナル=分割)に照射し、肌の深部に微細なポイントを作ります。表面の角層を大きく傷つけずに深い層へ働きかけるため、ダウンタイムが比較的短いと言われている点が、従来のフラクショナルレーザーとの違いです。

この深部への刺激が、肌が本来持つ立て直しの働きを後押しし、凹凸のある肌のコンディションを整えていくことが期待できるとされています。ただし反応の出方には個人差があります。

補足・参考

「ピコ」は機器のメーカーや機種によって呼び名やメニュー構成が異なる場合があります。同じ「ピコフラクショナル」でも、使用する機器によって照射の特性が変わることを覚えておくと、クリニック選びの参考になります。

ニキビ跡・クレーターは本当に消える?タイプ別に整理

もっとも気になるのが「クレーターは消えるのか」という点でしょう。結論から言えば、ニキビ跡には種類があり、タイプによって向き合い方が変わります。

ニキビ跡の3タイプを知る

ニキビ跡は大きく次の3つに分けられます。自分の肌がどのタイプかを知ることが、向き合い方を考える第一歩です。

タイプ 特徴 ピコフラクショナルとの相性
赤み(炎症後紅斑) ニキビが治った後に残る赤み 他のメニューと併用されることが多い
色素沈着(茶色い跡) メラニンによる茶色っぽい跡 ピコトーニングなどと組み合わせ
クレーター(凹凸) 肌が凹んで残るタイプ ピコフラクショナルが選ばれやすい

「消える」ではなく「目立ちにくくなる」が現実的

クレーターは肌の深い部分の組織が失われた状態で、一度の施術で完全に元通りになるものではありません。広告などで「消える」と表現されることもありますが、実際には複数回のケアを重ねて少しずつ凹凸を目立ちにくくしていくのが現実的な向き合い方です。

過度な期待を持ちすぎると満足度が下がってしまうため、「ゼロにする」のではなく「気になりにくくする」という目線で取り組むことが大切です。効果の出方には個人差があり、肌質やクレーターの深さによっても結果は変わります。

注意

深く硬いクレーター(アイスピック型・ボックス型の重度なもの)は、レーザー単独では向き合いにくい場合があります。サブシジョンやTCAクロスなど別の方法との組み合わせを提案されることもあるため、カウンセリングで肌状態をしっかり診てもらいましょう。

ピコフラクショナルが向き合える肌悩み4つ

クレーター以外にも、ピコフラクショナルがアプローチできるとされる肌悩みがあります。ここでは代表的な4つを整理します。

1. ニキビ跡の凹凸(クレーター)

もっとも代表的なのがクレーター状のニキビ跡です。点状に肌の深部を刺激することで、凹凸のある肌のコンディションを整えることが期待できるとされています。浅めのクレーターほど変化を感じやすい傾向があると言われます。

2. 毛穴の開き・目立ち

頬や鼻周りの開いた毛穴も、ピコフラクショナルで向き合われることがあります。肌のキメを整えることで、毛穴が目立ちにくい状態を目指すアプローチです。

3. 肌の質感・ハリ感のゆらぎ

肌全体のざらつきや、年齢とともに気になるハリ感の低下にも着目したメニューとして提案されることがあります。質感を整えることで、化粧ノリの変化を実感する方もいるようです(※個人の感想です)。

4. 小じわ・くすみ感

細かな小じわや、肌のくすんで見える印象にも、肌のトーンを整える目的で組み合わされることがあります。ただしこれらは他のメニューとの併用が前提になることが多い領域です。

施術回数の目安|何回通えばいい?

「1回で終わるの?」という疑問は多いですが、ピコフラクショナルは基本的に複数回の継続が前提です。

一般的には5回以上が目安とされる

クレーターや毛穴に向き合う場合、一般的には3〜4週間に1回のペースで5回以上を目安とするクリニックが多く見られます。肌の立て直しのサイクルに合わせて間隔を空けるため、トータルでは半年〜1年ほどの期間を見込んでおくと安心です。

肌悩みの程度 回数の目安 期間の目安
軽度の毛穴・浅い凹凸 3〜5回 約3〜5か月
中程度のクレーター 5〜8回 約6〜8か月
広範囲・深めの凹凸 8回以上 約1年以上

回数を重ねるほど変化を感じやすい傾向

1〜2回では大きな変化を感じにくく、回数を重ねるごとに少しずつ整っていくのが一般的なパターンです。途中で「変わらない」と感じても、肌のサイクルに合わせて継続することで徐々に手応えを感じる方が多いとされています。焦らず取り組むことが大切です。

編集部の一言

回数のゴールは肌状態によって変わります。最初から「○回コース」を契約するより、数回試してから追加を検討できる料金体系のクリニックを選ぶと、自分の肌の反応を見ながら無理なく進められます。

費用の目安|1回・コースの相場を比較

続いて気になる費用です。クリニックや照射範囲によって幅がありますが、おおよその相場を把握しておきましょう。

1回あたりの料金相場

ピコフラクショナルの1回あたりの料金は、顔全体でおおよそ15,000円〜40,000円程度が一つの目安です。照射範囲を頬のみなど部分的にする場合は、これより抑えられることもあります。

プラン 料金の目安 1回あたり換算
1回(顔全体) 15,000〜40,000円 15,000〜40,000円
5回コース 70,000〜150,000円 14,000〜30,000円
部分照射(頬など) 10,000〜25,000円 10,000〜25,000円

コース契約は割安だが慎重に

5回・10回のコース契約は1回あたりが割安になる傾向がありますが、肌に合わなかった場合や途中で通えなくなった場合のリスクもあります。解約条件や有効期限を契約前に必ず確認しておきましょう。トータルでかかる費用と通院回数を冷静に見積もることが、後悔しないポイントです。

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ダウンタイムと施術の流れ

「翌日から仕事に行けるの?」というダウンタイムの心配も多いものです。実際の流れと合わせて確認しましょう。

当日〜数日の肌の様子

施術当日は、軽い赤みやヒリヒリ感、わずかな腫れぼったさを感じることがあります。多くの場合、これらは数時間〜2、3日程度でおさまっていくとされていますが、肌質や照射の強さによって個人差があります。

点状の照射跡が一時的に肌表面に細かく現れ、数日かけて自然になじんでいくのが一般的です。この間は肌がデリケートな状態のため、ケアの仕方が大切になります。

施術当日の流れ

・カウンセリングと肌状態のチェック

・洗顔・クレンジングで肌を清潔に

・必要に応じて麻酔クリームを使用

・ピコフラクショナル照射(顔全体で10〜20分程度)

・冷却・鎮静、保湿と日焼け止め

施術後に気をつけたいこと

施術後の肌は乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすい状態です。こまめな保湿と日焼け止めの徹底が、施術の手応えを左右すると言っても過言ではありません。摩擦の強いスキンケアや、刺激の強い成分の使用は数日控えるのが無難です。

注意

施術後にしっかり紫外線対策をしないと、かえって色素沈着が気になる場合があります。とくに夏場や屋外での活動が多い時期は、日焼け止めの塗り直しを意識しましょう。心配な点はクリニックの指示に従ってください。

肌質・悩み別の選び方

同じピコフラクショナルでも、肌質や悩みによって向き合い方や組み合わせるメニューが変わります。自分の状況に近いものを参考にしてください。

乾燥肌・敏感肌の方

乾燥しやすい肌や敏感に傾きやすい肌は、施術後の赤みや乾燥を感じやすい傾向があります。照射の強さを控えめに調整してもらったり、保湿ケアを丁寧に行うことが大切です。まずは弱めの設定から試すと安心でしょう。

脂性肌・毛穴が気になる方

皮脂が多くテカりやすい肌や、毛穴の開きが気になる方は、毛穴のキメを整える目的でピコフラクショナルが選ばれやすい傾向があります。皮脂コントロールを意識した日々のケアと併せると、満足度を保ちやすくなります。

赤み・色素沈着が中心の方

クレーターよりも赤みや茶色い跡が中心の場合は、ピコフラクショナル単独よりもピコトーニングや内服・外用との組み合わせが提案されることが多くなります。カウンセリングで肌状態に合った組み合わせを相談しましょう。

肌質・悩み 向き合い方のポイント
乾燥・敏感肌 照射弱めから・保湿重視
脂性肌・毛穴 キメ・毛穴目的で選ばれやすい
赤み・色素沈着中心 トーニングや内外用と併用
深いクレーター 他の施術との組み合わせも検討

後悔しないクリニック選びの3つのポイント

満足のいく結果を目指すには、クリニック選びも重要です。ここでは押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

1. カウンセリングで肌状態を丁寧に診てくれるか

ニキビ跡はタイプの見極めが何より大切です。クレーターの種類や肌質をきちんと診たうえで、適したメニューを提案してくれるクリニックを選びましょう。すぐにコース契約を急かすところは慎重に判断したいものです。

2. 料金体系が明確か

1回あたりの料金、コースの内容、麻酔や薬代などの追加費用が明示されているかを確認します。総額でいくらかかるのかを事前に把握できることが、安心して通うための条件です。

3. アフターケアと相談体制が整っているか

施術後に肌トラブルが起きた場合や、不安なことがあったときに相談できる体制があるかも大切です。経過を見ながら照射を調整してくれるクリニックは、長く付き合いやすいでしょう。

よくある質問

ピコフラクショナルでクレーターは完全に消えますか?
完全にゼロにするというより、複数回のケアを重ねて凹凸を目立ちにくくしていくのが現実的な向き合い方です。クレーターの深さや肌質によって結果には個人差があります。深く硬いクレーターは他の方法との組み合わせを提案されることもあります。
何回くらい通えば手応えを感じますか?
一般的には3〜4週間に1回のペースで5回以上を目安とするクリニックが多く見られます。1〜2回では大きな変化を感じにくく、回数を重ねるごとに少しずつ整っていく傾向があるとされています。
費用はトータルでどれくらいかかりますか?
1回あたり顔全体でおおよそ15,000〜40,000円が目安で、5回コースなら70,000〜150,000円程度が相場です。麻酔代や薬代が別途かかる場合もあるため、総額を事前に確認しておくと安心です。
ダウンタイムはどのくらいですか?
当日は軽い赤みやヒリヒリ感、点状の照射跡が現れることがあります。多くは数時間〜2、3日程度でおさまっていくとされていますが、肌質や照射の強さによって個人差があります。施術後はこまめな保湿と日焼け止めが大切です。
敏感肌でも受けられますか?
敏感に傾きやすい肌でも受けられるケースは多いですが、赤みや乾燥を感じやすい傾向があります。照射を弱めから始めたり保湿を丁寧に行うなど、肌に合わせた調整が大切です。カウンセリングで肌状態を相談してください。
施術後のスキンケアで気をつけることは?
施術後の肌は乾燥しやすく紫外線の影響を受けやすい状態です。こまめな保湿と日焼け止めの徹底が大切で、摩擦の強いケアや刺激の強い成分は数日控えるのが無難です。具体的なケアはクリニックの指示に従いましょう。

この記事のまとめ

・ピコフラクショナルはピコレーザーを点状に照射し、肌の深部に着目する施術

・クレーターは「消える」より「目立ちにくくする」が現実的な向き合い方

・回数は5回以上、期間は半年〜1年が一つの目安

・費用は1回15,000〜40,000円、コースで割安になる傾向

・施術後は保湿と日焼け止めの徹底、クリニック選びが満足度を左右する

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まとめ|ピコフラクショナルは「目立ちにくくする」目線で向き合う

ピコフラクショナルは、長く悩んできたニキビ跡やクレーターに向き合うための選択肢の一つです。一度で劇的に変わるものではなく、肌のサイクルに合わせて回数を重ねながら、少しずつ凹凸を目立ちにくくしていくのが現実的な向き合い方です。

大切なのは、過度な期待で焦るのではなく、自分の肌タイプと予算に合わせて無理なく続けられる計画を立てること。そして施術後のセルフケアを丁寧に行い、日々の保湿と紫外線対策で肌の土台を整えることです。効果の出方には個人差があるため、まずは信頼できるクリニックのカウンセリングで肌状態をしっかり診てもらい、自分に合った方法を相談することから始めてみてください。鏡を見るのが少し楽しみになる、そんな肌のコンディションを目指していきましょう。

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この記事を書いた人

かおのたね編集部|スキンケア・化粧品・美容医療の選び方を、厚生労働省・国民生活センター等の公的資料と公開エビデンスに基づき検証して発信しています。「整える・守る・保つ」を軸に、薬機法に沿った正確な情報を厳選してお届けします。

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